看護学生・看護師向け情報サイトはこちら

現役看護師がパワハラの実態を告白します!~看護師のパワハラ対処法も紹介~

こんにちは、現役看護師の雨芽@AMEchanMan33です。

 

ここ数ヶ月コロナウィルスの蔓延により、慢性的に人員不足である看護師がさらに不足しています。

 

看護協会より、看護師の資格を持っていても実際に現場では働いていない看護師に復職を呼びかけているニュースを目にしました。

 

ところで、看護師の離職率は他職種と比べても高いことはご存知でしょうか?

(引用:平成30年雇用動向調査結果の概要|厚生労働省

厚生労働省の調査にによると離職率の高い職業として医療・福祉系が上位に入っています。

 

では、看護師の離職の原因として何が多いかご存知でしょうか?


(引用:本音vs建前★ナースの退職理由│ナース人材バンク

ナース人材バンクの調査によると看護師の退職理由パワハラ等の人間関係が最も多い結果になっています。

 

実際にわたし自身、パワハラもいじめも受けた経験もあります。

 

パワハラ等の人間関係に悩み退職している看護師がコロナウイルスで余計にピリ付いた現場に果たして戻るのでしょうか?

 

すでに大阪などでは復職している人もいると聞きますが、果たしてこれ以上復職する看護師がいるのか…

 

今回は看護師のパワハラ問題、そして対処法について紹介します。

雨芽

この記事を読むと

  • 看護師のパワハラの現状
  • 看護師のパワハラへの対処法

がわかります。

看護師のパワハラの実態とは?

看護師の離職率が他の職種と比較しても多いことがわかりますね。

 

看護師の実際の離職率については、看護協会の調査によって正規雇用看護職員の離職率が10.7%新卒看護師の離職率が7.8%となっています。

(引用:2019 年 病院看護実態調査│日本看護協会

正規雇用の看護師の10人に1人新人看護師の7人に1人は退職していることがわかります。

 

この離職率は毎年ほぼ横ばいですよね。

 

看護師の退職理由についてはパワハラ等の人間関係による要因が大きいことを前述しています。

 

多くの看護師が悩む看護師のパワハラの実態を紹介します。

看護師のパワハラ体験をを種類別分類

厚生労働省によるとパワハラは6つに分類することができるとされています。

1)身体的な攻撃
暴行・傷害

2)精神的な攻撃
脅迫・名誉毀損・侮辱・ひどい暴言

3)人間関係からの切り離し
隔離・仲間外し・無視

4)過大な要求
業務上明らかに不要なことや遂行不可能なことの強制、仕事の妨害

5)過小な要求
業務上の合理性なく、能力や経験とかけ離れた程度の低い仕事を命じることや仕事を与えないこと

6)個の侵害
私的なことに過度に立ち入ること

(引用:職場におけるハラスメントの防止のために│厚生労働省

この6つのパワハラの分類の例をわたしが受けたパワハラの例でわかりやすく紹介します。

身体的な攻撃

患者様のカルテで頭を叩かれる、腕を力いっぱい握られ後がつく

精神的な攻撃

あなたを生んだ親が可哀想と言われる、やってもいないミスをわたしがやったとメンバーに言いふらす

人間関係からの切り離し

夜勤の間ずっと存在を無視される

過大な要求

1ヶ月後に締切の患者様のサマリーを就業時間ギリギリに今日中に作成するように言われ、残業を強いられる

過小な要求

新卒のときにカルテの整理を1週間させられる

個の侵害

当時付き合っていた恋人の職業や年収・どこに住んでいるのか・最近いつあったのかをしつこく聞かれる

パワハラは上司から受けるものという固定概念がありますが、実はそうではありません。

 

前述通りわたしはパワハラを受けた経験があります。

 

パワハラを受けた相手は、同僚である先輩看護師や上司である師長です。

 

看護rooの調査でも看護師が職場で受けたハラスメントの相手は上司や患者様、同僚、医師など様々な相手から受けていることがわかります。

(引用:上司、医師、患者家族…職場で受けた「ハラスメント」の相手は?│看護roo

そして、ハラスメントはパワハラだけでなありません。

 

看護師のマタハラや対処法についての記事はこちらを参照ください。

現役看護師がマタハラ体験を告白!対処法も解説!!

なぜ看護師のパワハラは連鎖するの?

看護師の職業は患者様の命に関わることから現場はどこかピリついていることが多いです。

 

特に急性期病棟は患者様の状態の変化が激しいことから医師から出される指示もさる事ながら看護師自身の力量も問われストレスは多大なものとなります。

 

パワハラを行う人は過去あるいは現在も他の誰かから自身もパワハラを受けていた経験のある方ばかりです。

 

ストレスを自分より立場の弱い人間にぶつけると、ストレスが発散されます。

 

また、昔はこんなこと日常的に行われていたし、自分はもっとひどいことをされていたと感じ、知らず知らず加害者になっている人もいます。

 

これは俗に言う体育会系でいうしごきやしつけ、かわいがりの心理に通じますね。

 

なぜ職場でパワハラが連鎖してしまうのか?

それは昔から体育会系のしごきのような教育・指導しか受けてこなかったからそれ以外のやり方を知らないということです。

 

そうして、パワハラは連鎖してしまうのです。

看護師のパワハラで自殺者もいる

パワハラの被害者は、パワハラを受け続けると精神的に疲弊心を病んでしまうことにも繋がります。

 

2012年に新人看護師がパワハラによって自殺してしまったという事件が起こっています。(参考:2018年10月18日朝日新聞

 

この事件は、札幌のある病院に入社した新卒看護師が長時間労働などによってうつ病を発症し自殺してしまったというものです。

 

自殺してしまった新人看護師の母親によって国へ労災認定を認めさせ、病院側へ損害賠償請求を行う結末になりました。

 

この他にも新潟の病院で上司からのパワハラで30代の看護師が自殺してしまった事例もあります。

 

パワハラは被害者の心を傷つけ、時に命をも奪ってしまうということを再認識しなくてはなりませんね。

看護師のパワハラへの対処法

本来看護師は命に関わる職業であり、命を奪うパワハラなど行うべきではありません。

 

しかし、職場内でいじめやパワハラを受けていると感じた際にどのような対処を行うべきなのでしょうか?

 

看護師がパワハラを受けた時の対処法を紹介します。

信頼できる上司や身近な人へ相談

パワハラを受けた際にすぐに始めるべきであることは第三者への相談です。

 

職場でいじめ、パワハラを受けていると感じたら、信頼できる第三者へ現在の状況を相談しましょう。

 

相談相手として適任と言えるのは信頼していることは前提として、

  • 同じ時期に入社した同期
  • 先輩看護師
  • 師長などの上司

これらの人物が相談相手として適当でしょう。

 

相談することで第三者から見て、いじめやパワハラかを客観的に判断してもらうことが可能となります。

 

こうすることで過剰な考えすぎである場合、本当にパワハラを受けている場合なのか判断してもらうことができます。

 

過剰に捉えている場合には自身の行いなどを振り返る機会にもなります。

 

パワハラだと第三者からも認められた場合には客観的立場からでもパワハラということを訴える証拠にもなります。

異動する

パワハラを受けており、すでに職場を辞めたいと思っている際にはこの異動という手段は有効な対処法の1つです。

 

パワハラで異動をするのを逃げているようで嫌だと思う人いますよね。

 

でも考えてみてください。

 

これから先も仕事を辞めたいと感じてしまうほど嫌な人とずっと仕事できますか?

 

逃げてもいいじゃないですか!

 

パワハラされた環境から脱出することで精神的に楽になるなら、楽な方を選んだ方がいいです。

弁護士等の法律専門家に相談する

暴力や暴言などパワハラは不当行為です。

 

しかし、証拠がなければ弁護士などの専門家に相談しても立件することは難しいです。

 

そのため、これパワハラじゃない?と感じたら証拠をとり、保存しておきましょう

 

他にもパワハラへの相談機関があるので紹介しますね。

転職する

転職は、一番手っ取り早くパワハラ相手を避けることができます。

 

わたしも転職を経験してますが、パワハラ相手と物理的に離れることはとっても開放的でした。

 

さらに転職活動ででより良い条件で就職できれば一石二鳥になりますね。

 

転職についての記事は近日更新します。

まとめ

看護師のパワハラは長年に渡り現場にて蔓延る悪しき風習です。

 

少なくてもわたしの母の時代より未だに続いているこの悪しき風習。

 

患者様の命を守る側の人間である看護師がなぜ、自殺者を出すほどのパワハラを行ってしまうのか、不可思議でなりません。

 

パワハラの被害者にならないためには対処法を知っていることでとても安心しますね。

 

看護師に限らず、パワハラなどの人間関係に悩み命を断とうとする位悩むならば、周りに助けを求めてください。

 

その職場を辞めてもいいのです。

 

あなたの命が何よりも大切で、命があれば何度もやり直すことができますよ。

 

決して一人で抱え込まないでくださいね。

最新情報をチェックしよう!
>セルフケアナース

セルフケアナース

看護師こそセルフケアが充足していない現状より、セルフケアナースを設立。看護師・看護学生の悩みを解決する情報を紹介しています。セルフケアナースを見ればどんな悩みも解決できるというサイトを目指しています。

CTR IMG