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【コロナ差別】看護師だって人間です!

雨芽

こんにちは、現役病棟看護師の雨芽です!

臨床経験がまもなく10年の看護師です。

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 Twitter:あめ

悩む看護師
  • 看護師へのコロナ差別の現状は?
  • コロナ差別を受けて看護師が感じることって?

緊急事態宣言解除後再び、コロナウイルスの罹患率が上昇してきましたね。

 

緊急事態宣言解除後、日本の首都東京では7/9にコロナ感染者が224人という緊急事態宣言前後で最も多い人数の感染が発覚しました。

 

わたしたち、看護師をはじめとする医療スタッフはコロナウィルスと戦う最前線にいます。

 

たくさんの方からの応援メッセージもいただく機会もあり心が救われる思いです。

 

しかし、ここではコロナ差別によって傷ついたり悩んでいる看護師の現状を紹介していきます。

  • 看護師へのコロナ差別の現状を知りたい人
  • 医療従事者がどう感じているのか知りたい人

 

看護師へのコロナ差別が止まらない!

新型コロナウィルス(COVIT-19)によって、日本だけでなく、世界で医療従事者が最前線で戦っています。

 

最近では、福岡市が毎週金曜の正午に医療関係者などへの感謝の気持ちを「拍手」で示す「Friday Ovation(フライデー・オベーション)」の取り組みを4月10日から開始しています(参考:福岡市HP

 

神奈川県は、新型コロナウイルス感染症患者の治療に当たっている医療従事者を応援するキャンペーン、「がんばれコロナファイターズ」を3月24日から開始されています。(参考:神奈川県HP

 

こうした医療従事者に感謝を示す動きは全国に広がり、わたし達看護師を始めとする医療従事者たちの心の支えとなっています。

 

一方、看護師等の医療従事者やその家族へのコロナ差別がなくなることはありません。

 

新型コロナウィルス感染者が入院している病院に勤める看護師らの子どもは認定こども園から子どもの通園を拒否された。

(参考:2020年5月2日読売新聞より)

わたしもこのニュースをみて悲しくなりました。

 

これでは子どもがいる看護師は働きに行けませんし、看護師をバイ菌のように扱われるの傷つきます。

看護師の夫が勤務先の会社から「奥さんが看護師を続ける限り、あなたは出勤できない。会社を辞めるか、奥さんが辞めるか」と迫られたケースがあったという。このほか、別の妊娠した看護師が医療機関での診療を拒否されたり、職員が復帰後も涙ぐんだりすることも。

(引用:神戸新聞

会社での差別、看護師の妊婦の受け入れを拒否するこのようなことがあっていいのでしょうか?

 

看護師は自分も新型コロナウィルスにいつ罹患するかわからない中、疲弊し、極限の中で仕事をしています。

 

それなのに自分が受診している病院から受け入れも拒否されるなんて。

 

一般の方からだけでなく、新型コロナウィルスの感染者が入院している病院は他の医療施設から患者様の受け入れ拒否が当たり前に起きています。

 

新型コロナウィルス感染者が入院してる病棟以外の患者様を受け入れしてもらえないということは、助けられる命がもしかしたら助けられないかもしれないそんな状況になってます。

飲食業をされている方はずっと営業が満足に行えていないため、ヘイトが溜まっているのはわかります。

 

しかし、それを看護師などの医療従事者にぶつけるなんてお門違いもいいところ。

医療従事者は案に死ねということなのでしょうか?

 

医師や看護師がいなかれば、そもそも感染症になったとき誰が治療すると?入院中誰が患者様のケアをするんですか?

 

このような一般の方から看護師への偏見・差別はなくなりません。

 

では、どうして看護師がコロナ差別を受けなくてはいけないのでしょうか。

 

看護師=コロナ感染者という先入観がある

最近は新型コロナウィルスによる院内感染が全国の病院でよくニュースとなっていますよね。

 

このニュースによって、看護師はみんあ新型コロナウィルスに感染しているという偏見・差別が水面下で広がっています。

「なぜ看護師が外を歩いている」。訪問看護師の女性は、停めていた会社の車に乗ろうとした時、突然呼び止められた。「お前のせいで感染が拡がるだろう」。次々に偏見に満ちた罵声を浴びせられた。

(引用:J-CASTニュース2020年4月3日

このニュースはわたしも憤りを感じたニュースでした。

 

看護師というだけで、しかも仕事で仕方なしに外にいるのに、なぜ罵声を浴びなくてはいけないのでしょうか。

 

看護師は新型コロナウィルスのヘイトを放たれるために働いているわけではありませんよ。

この方は、看護師というだけで近所から無視などの差別を受けているようです。

 

看護師は新型コロナウィルスではありませんよ。

 

近代看護を築いたフローレンス・ナイチンゲールの誕生日にちなみ、5月12日は国際看護の日です。

 

ナイチンゲールが生きていた時代(1820~1910年)、当時は看護師はどこにも職につけない方が就く職業とされていました。

 

今でも新型コロナウィルスが流行する前から、現場は常に人で不足といわれていました。

 

しかし、現在、コロナウィルスが流行し、このような差別が水面下で蔓延し、自分も新型コロナウィルしに感染する可能性があるという中でアフターコロナとなった際に看護師を続けたいと思う人はどれほどいるのでしょうね。

 

看護師=コロナ感染者という先入観はぜひやめてください。

新型コロナウィルスの情報クレクレに合う

看護師や看護学生というだけで新型コロナウィルスなど感染症の全てを知っている訳ではありません

 

看護師は患者様の療養上の世話医師の介助主にこの2点を行う職業です。

 

看護師は病気を治す万能薬ではないです。

 

そして、例え自身が働いている病院に新型コロナウィルスの感染者が患者様として入院していたとしてもそれを外部に漏らすことはありません

 

私たちは患者様の情報を外部に漏らすことは禁じられています

 

そして、病棟が違えば、入院していることは知っていてもその患者様が今どんな状況なのかなどわかりません。

 

あなた看護師なんだから知っているでしょ》、《看護師なんだからできるでしょ

 

こうした期待をされても、私たちはその患者様を特定するような情報は外部に漏らすことはありません。

 

また、看護師は魔法使いではないので、どんな病気でも治せる!なんてこともないんです。

 

とにかく、こういった情報クレクレにあっている看護師は多いです。

 

精神的に特に今は厳しいんです!そっとしておいてください。

コロナ差別を受けている看護師の本音言ってもいいですか?

わたし達看護師はコロナ差別を受けていても、看護師として現場で今も働いています。

 

コロナが収束していると5月14日にも一部地域で緊急事態宣言が解除になると言われていますが、現在もなお、医療物資が足りていません

 

看護師をはじめとした医療スタッフは明日には自分が新型コロナウィルスの感染者になるのではないかと震えています。

 

わたし達看護師が今一度伝えたいことは、以下のとおりです

  • 外出自粛を徹底して
  • どうしても外出するときはマスクして
  • 人と距離を取るように意識して
  • 咳エチケットは大切
  • 外出後きちんと手洗いして
  • 外出中顔を触らない
  • 人の集まるところへはいかないで

外出自粛中であるのに、いつものように買い物行ったり、公園に行ったりしている方がいるようです。

 

医療従事者の言う外出自粛は、買い物も最低限にしてください。

 

公園は人が集まるから屋外であっても感染リスクがあります。

 

そして、未だにマスクをしていない方がいます。

 

マスクは自分だけでなく周りの方への感染リスクを少しでも少なくする必要なアイテムです。

 

絶対にマスクをつけてください!

 

正しいマスクの付け方の記事はこちらを参考にしてください。 

現役看護師直伝!正しいマスクの装着方法

 

マスクをしていても距離を取らずに話していては感染リスクを自ら上げにいっているようなものです。

 

最低限1.5Mは人と人の距離をとってください。

 

関谷くしゃみをするときは手で押さえる、人のいる方に向かってしないというのは当たり前のマナーですが、咳やくしゃみから排出される飛沫にはウィルスが潜んでいる可能性があります。

 

今一度意識してくださいね。

 

そして手洗いは、最も有効な予防策の1つです。

 

手洗いをしっかりとすることで感染症の予防になり、きちんと洗えていないとその手から口や目などの粘膜からウィルスが侵入してしまいます。

 

正しい手洗いの方法はこちらを参考にしてください。

現役看護師の感染症対策!手洗いは看護の基本!

 

外出時顔に触れないというのは、例えマスクをしていてもマスクの外側にはウィルスが付着している可能性があります。

 

そのマスクに触れた手で再び顔に触れることで目などの粘膜からウィルスが侵入してしまう可能性があるのです。

 

どうしても外出中に顔を触りたくなったらしっかりと顔を洗ってからにしてくださいね。

 

パチンコ店に行く人のニュースを連日見ましたが、人が集まるところはクラスター感染が起きやすいです。

 

特にパチンコ店は隣同士近い距離、換気が悪い、とても密接空間になってます。

 

パチンコ店でなく、開店直後のスーパーなどでもとても混み合っている状況が自粛期間中も続いているそうです。

 

医療現場はひっ迫しています。

 

みんな悲鳴をあげながら仕事をしています。

 

これ以上感染者が増えて欲しくないんです。

 

看護師への差別や偏見をやめてください。

 

看護師は新型コロナウィルスへのヘイトをぶつけるサンドバックではありません。

 

看護師だって人間で、ちゃんと傷つきます。

 

傷つきながら、日本だけでなく世界中の看護師は必死に働いていることを忘れないで欲しいです。

 

そして、本音をいうならば、あなた方はきちんとした対策をしているのですか?

 

看護師を差別できるほどの対策をしてからものを言ってください。

 

ちょっとひどい言い方かもしれませんが、これが看護師の本音です。

まとめ

看護師へのコロナ差別については、友人から話を聴いたり、ニュースなどで見ては同じ看護師として心が痛みます。

 

コロナウイルスは怖いですよね。

 

それは、看護師を始めとする医療スタッフもみんな感じていることです。

 

最近ようやくコロナウイルスの正体が明かされつつあり、ワクチンや治療薬の開発が進んでいますが、未知の感染症は誰でも怖いです。

 

コロナ差別をして誰かのせいしたい気持ちはわかりますが、看護師だって人間です。

 

傷ついて日々悩んでいることを忘れないで欲しいです。

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セルフケアナース

看護師こそセルフケアが充足していない現状より、セルフケアナースを設立。看護師・看護学生の悩みを解決する情報を紹介しています。セルフケアナースを見ればどんな悩みも解決できるというサイトを目指しています。

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